広島県福山市の歯医者・歯科のフロカワ歯科医院

診療時間
  • 午前  9:00〜13:00
  • 午後 14:30〜18:30

土曜
診療

Top > 根管治療

根管治療

根管治療

大切な歯を残すために

大切な歯を残すために

こんな症状はありませんか?

  • 何もしなくても歯がズキズキ痛む
  • 噛むと特定の歯が痛い
  • 温かいものや冷たいものが強くしみる
  • 歯の色が変色してきた
  • 歯ぐきが腫れたり、押すと膿が出たりする
  • 過去に治療した歯の周辺に違和感がある

これらの症状は、歯の内部にある「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管が、虫歯や外傷などによって炎症を起こしたり、壊死したりしているサインかもしれません。放置すると痛みが増したり、歯を支える骨にまで感染が広がったりする可能性があります。

根管治療は、このような歯の内部の問題を解決し、ご自身の歯をできる限り長く残すための大切な治療です。

なぜ根管治療が必要なのか?

なぜ根管治療が必要なのか?

歯髄が炎症や感染を起こすと、激しい痛みを引き起こすだけでなく、以下のような問題につながる可能性があります。

  • 痛みの慢性化・増悪
    放置すると痛みがどんどん強くなることがあります。
  • 根尖性歯周炎
    歯の根の先に感染が広がり、膿の袋(根尖病巣)を作ります。これにより歯ぐきの腫れや痛みが生じます。
  • 歯槽骨の破壊
    感染が歯を支える骨(歯槽骨)にまで及ぶと、骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちる原因となります。
  • 全身への影響
    まれに、歯の感染が原因で全身の他の部位に影響を及ぼすこと(歯性病巣感染)も指摘されています。
  • 根管治療は、これらのリスクを防ぎ、お口全体の健康、ひいては全身の健康を守るためにも重要な治療です。

根管治療の流れ(一般的な例)

  1. STEP 1

    診査・診断
    レントゲン撮影やCT撮影(必要に応じて)、視診などを行い、歯の状態を正確に把握します。
  2. STEP 2

    麻酔

    治療中の痛みを抑えるために麻酔を行います。

  3. STEP 3

    歯髄の除去(抜髄)または感染物質の除去
    歯に穴を開け、専用の器具を用いて根管内の汚染された歯髄や感染物質を取り除きます。
  4. STEP 4

    根管内の清掃・消毒
    根管の隅々まできれいに洗浄し、薬剤を用いて消毒します。
  5. STEP 5

    根管充填
    根管内が無菌的な状態になったことを確認し、再感染を防ぐために薬剤(ガッタパーチャなど)を隙間なく詰めます。
  6. STEP 6

    土台の構築と被せ物の装着
    根管治療後は歯がもろくなるため、強度を補うために土台(コア)を作り、その上に被せ物(クラウン)を装着して歯の機能と見た目を回復します。
  7. STEP 7

    メンテナンス
    6ヶ月に1回程度の感覚で歯のメンテナンスをします。

よくある質問

患者さまからよく聞かれる根管治療にまつわる質問をピックアップしました。

  • 根管治療は痛いですか?
    治療中は麻酔をしますので、痛みを感じることはほとんどありません。治療後に多少の痛みや違和感が出ることがありますが、通常は痛み止めでコントロールできます。痛みが不安な方は、遠慮なくお申し付けください。
  • 治療期間はどのくらいかかりますか?
    歯の状態や根管の数・形態によって異なりますが、通常は数回の通院が必要です。感染が強い場合や複雑なケースでは、さらに期間がかかることもあります。
  • 根管治療をすれば、歯は永久にもちますか?
    適切な根管治療と、その後の適切な修復(土台や被せ物)、そしてご自宅でのケアと定期検診を継続することで、歯を長期間維持することは可能です。しかし、他の歯と同様に虫歯や歯周病のリスクはありますので、日々のケアが重要です。
  • 根管治療の成功率はどのくらいですか?
    根管治療の成功率は、お口の状態や治療の精度によって異なりますが、一般的に高いとされています。当院では、精密機器の使用や丁寧な処置により、成功率を高める努力をしています。ただし、非常に難しいケースや、再治療の場合は成功率が下がることもあります。

歯の痛みでお悩みの方へ

歯の痛みでお悩みの方へ

歯の痛みや腫れは、身体からの重要なサインです。放置せずに、できるだけ早くご相談ください。

当院では、患者さまのお話を丁寧にお伺いし、精密な診査・診断に基づいた最適な治療をご提案いたします。

大切な歯を1本でも多く残せるよう、最善を尽くします