子どものむし歯予防は何歳から始めるべき?
2025年8月27日
子どものむし歯予防は何歳から始めるべき?|福山市南松永町のフロカワ歯科医院
「子どもの歯みがきはいつから始めればいいの?」「まだ乳歯だし、むし歯になっても生えかわるから大丈夫?」——小さなお子さんを持つ親御さんから、よくいただくご質問です。
結論からお伝えすると、むし歯予防は「歯が生え始めたとき」から始めるのが理想です。ここでは、その理由と具体的な取り組み方をわかりやすく解説します。
1. 乳歯は「むし歯になってもいい歯」ではない
乳歯はいずれ永久歯に生えかわりますが、実はとても重要な役割を持っています。
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食べ物をかみ砕き、正しく栄養を摂るために必要
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発音の発達を助ける
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永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する
もし乳歯がむし歯で早く失われると、永久歯の生える位置がずれて歯並びが悪くなったり、かむ力が弱くなったりすることがあります。したがって、乳歯だからこそ健康に守る必要があるのです。
2. むし歯予防は「0歳」から始まる
お子さんのむし歯は、生まれつき口の中に菌がいるわけではありません。周囲の大人からの“うつり”によって菌が住みつきます。
この時期を「感染の窓」と呼び、特に 1歳半〜2歳半 は注意が必要です。
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親御さんが同じスプーンや箸を使わない
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大人の口腔内を清潔に保つ(親御さん自身の歯科検診も大切)
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歯が生え始めたら、濡れたガーゼや専用の歯ブラシで優しくケア
こうした習慣づけが、むし歯になりにくい環境をつくります。
3. フッ素と定期健診の活用
ご家庭での歯みがきに加えて、歯科医院での定期健診とフッ素塗布が予防の大きな柱になります。
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フッ素は歯の表面を強くし、むし歯菌の酸に負けない歯にしてくれる
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生えたての乳歯や永久歯は特に弱いので、定期的なフッ素塗布が効果的
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3〜4ヶ月ごとの検診で、歯の生え方や噛み合わせもチェックできる
「痛くなったら歯医者へ行く」ではなく、**「痛くならないように通う」**のが小児歯科の基本です。
4. 食生活とむし歯予防の関係
むし歯のリスクを大きく左右するのが、食生活です。
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甘いお菓子やジュースは「量」より「回数」に注意
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ダラダラ食べ・ダラダラ飲みを避ける
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食後に水やお茶を飲んで口をゆすぐ習慣をつける
「おやつは1日2回まで」「寝る前のジュースは控える」など、小さな工夫が将来の歯の健康を守ります。
5. 唾液検査でリスクを“見える化”
フロカワ歯科医院では、唾液検査によるむし歯リスクチェックを行っています。
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むし歯菌の多さ
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唾液の量や力(自浄作用)
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酸への抵抗力
これらを調べることで、お子さん一人ひとりのリスクに合わせた予防方法をご提案できます。単に「歯をみがきましょう」ではなく、科学的根拠に基づいたオーダーメイド予防が可能になるのです。
6. 家族で取り組む予防習慣
小児歯科でのむし歯予防は、子どもだけでなく家族全体の習慣づけがカギとなります。
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親御さん自身も定期的に歯科検診を受ける
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一緒に歯みがきをする「仕上げ磨きタイム」を楽しむ
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褒めながら習慣化する(叱るよりも“できた!”を大切に)
ご家族が笑顔で取り組むことで、お子さんは自然と歯みがきをポジティブに受け入れてくれるようになります。
まとめ
子どものむし歯予防は 「歯が生えたその日から」 がスタートラインです。
乳歯は永久歯の健康や歯並びに直結する大切な歯。
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0歳からのケア
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家族での生活習慣の見直し
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歯科医院での定期的な予防管理
この3本柱を意識することで、お子さんの将来の歯の健康を守ることができます。
フロカワ歯科医院(福山市南松永町)では、小児歯科と予防歯科に力を入れています。唾液検査やフッ素塗布を通じて、一人ひとりに合わせた予防プランをご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。